1MOREから新作ワイヤレスイヤホンが発売されたので先行レビューしていきます。
これまで1MOREの寝ホンcomfobuds miniやヘッドホンSonoFlowをレビューしてきました。
今回は2つのデバイスに接続できるワイヤレスイヤホン1MORE Aeroをレビューしていきます。
この製品は1MORE INTERNATIONAL LIMITED様から提供していただいたものです。
目次
特徴

- 空間オーディオ対応
- AndroidもiPhoneも使える
- 12種のEQプリセット
- クリアな通話可能
- ハイブリットノイキャン搭載
本体サイズ | 39.42×20.33×24.36mm |
ケースサイズ | 61.99×56.40×25.5mm |
イヤホンの重さ(片耳) | 4.9g |
ケース込の重さ | 55.1g |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
イヤホンバッテリー | 40mAh |
ケースバッテリー | 450mAh |
対応プロファイル | HFP/A2DP/AVRCP |
イヤホン充電時間 | 1時間 |
ケース充電時間 | 2時間 |
ANC off再生時間1(ケース込) | 7時間(28時間) |
ANC on再生時間2(ケース込) | 5時間(20時間) |
周波数帯域 | 2.400GHz~2.4835GHz |
イヤホンとしての基本性能はかなり高いのが良いね!
1MOREについて
イヤホンやヘッドホンなどのウエアラブルオーディオ製品に加え音響設計・開発を中心に国際展開しているオーディオブランドです。
同ブランド製品は過去にデザイン賞も多数受賞している実力のあるブランドです。
またサウンドエンジニアとしてチューニングをグラミー賞受賞者が担当しているので音質の評判も良いブランドです。
中身

相変わらず箱から高級感があります。

かなりしっかりした作りです。

充電ケース・本体・説明書・イヤーピース・ケーブルが入ってます。

イヤーピースは最初から装着されているものに加えサイズ違いのピースが3セット入ってます。
外観

1MORE Aeroのカラー展開は白・黒のシンプル2色展開です。
自分がレビューしているものはご覧の通り黒です。

黒なので非常に落ち着いた外観ですが、イヤーピースの隙間からチラッと赤が見えておりかなりおしゃれです。

明から様な派手なカラーは好きではないですが、こういった差し色に使われるデザインはかなり好みです。
カナル型なので耳にしっかりフィットし抜けてしまうなんてこともありません。

当然サイズもコンパクトです。

自分は手が小さいですがそれでも楽々片手に収まります。

充電端子がType-Cに対応しているのも他のデバイスとの互換性があって良いですね(ワイヤレス充電にも対応)。
デザイン・カラー共に非常にシンプルですが、それが良いですね。
高音質

しっかり高音質です。
安いイヤホンにありがちな高音ばかり出て低音が出てないなんてことはなくしっかり低音も出ているので音に厚みがあります。
1MOREのイヤホンは過去に何度もレビューしてきていますが、音響専門メーカーなだけあって音質は信頼できます。
高音質な理由
- 空間オーディオに対応
- DLC搭載

空間オーディオに対応しているので映画のような聞き心地を実現しています。
映画やコンサートを鑑賞しているかのような没入感を味わえます。

またDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)搭載なので、低音・中音・高音それぞれに対して鮮明かつクリアな音質を実現しています。

3Dオーディオテクノロジーで頭の位置が動いても音が一定の位置に保たれるので音質の良さは担保されてたよ!
デュアルデバイス接続可能

1MORE Aeroの大きな強みがデュアルデバイスに接続できることです。
1MORE Aeroがあればスマホとパソコンでワイヤレスイヤホンを使うとき毎回ペアリングをし直す必要はありません。
これは本当に助かります。
接続方法も簡単ですが何も準備せずに2台ペアリングすることはできません。
少しだけ準備が必要なので解説します。

専用アプリの設定を開いて「実験的機能」をタップします。

そして「2台接続可能」機能をONにします。
これで問題なくデュアルデバイス設定ができます。
とても便利なのでぜひこの機能は活用しましょう。
優秀なアクティブノイズキャンセリング

1MORE Aeroは名ばかりではない実用的なノイズキャンセリング機能が搭載されているだけでなく、シーンに適した最適なモードを選択できます。

- アダプティブANC(環境音から最適なノイズキャンセリング効果に調整)
- ストロング(飛行機や地下鉄など低周波騒音を大幅に低減)
- ANCマイルド(カフェなどにいる時に適したモード)
- WNR(風切り音を自動調整するモード)
- 外音取り込みモード(アナウンスなど周囲の音を聞き逃さないようにするモード)
専用アプリで切り替えもワンタップで簡単です。

ディープやマイルドなど好みのモードを直感的にタップするだけです。

余計な操作を一切する必要なくモードの切り替えができるので普段使いに最適なイヤホンです。

音楽を聴いていなくてもノイキャン効果があったから無音で集中したい時も使えるよ!
防水にも対応

IPX5に対応しているので安心して外でも使えます。
特に音楽を聴きながらトレーニングする時も1MORE Aeroなら汗を気にせず使うことができます。
イヤホンが壊れたらどうしよう等トレーニングに関係のない余計なことを気にせずにワークアウトに励むことができます。
タッチコントールカスタマイズ

一通りの操作がイヤホンタッチでできます。
さらにアプリを用いてタッチコントロールの機能の割り当てを変更できるので自分に合った最適なタッチコントロールカスタマイズが可能です。

2回タップと3回タップそれぞれどんな機能が作動させるのか設定可能です。

しかも左右それぞれ別の機能を割り当てることも可能です。

アプリの操作方法も非常にシンプルなので迷うことなく操作できます。
12種類のプリセットEQにより簡単設定可能
自分が聴く音楽に合わせて12種類のEQの中から選択できます。
これだけあれば曲調に合った適切な音質を楽しむことができます。
デフォルトでも十分に音楽を楽しめますが、その日の気分に合わせてちょっと低音を抑えたいなとなど微妙な調整ができるのでより音楽を楽しめます。

下側に表示されているグラフで視覚的にそれぞれの特徴が把握ができるのも面白いですよね。

もちろん気に入ったものがなければ自分オリジナルのカスタマイズEQを作成することも可能です。

安眠グッズとして使える
リラクゼーションサウンドがアプリに内蔵されてるのが意外と良かったです。
寝る前とかに聴くとよく眠れそうです。

設定で落ち着くサウンドをタップすると心地の良いサウンドを流すことができます。

音を聴くのみならず、こういったちょっとしたお役立ち機能も搭載してくれているのが1MOREイヤホンの良さでもありますよね。
改善点
ゲームモードが欲しかった

音楽鑑賞をするのが目的であればこのイヤホンは最適だと思います。
ただ自分のようにスマホでゲームをするようなに人にとっては音の遅延に特に配慮したゲームモードがあればなお嬉しかったです。
ゲームモードはありませんでしたが、空間オーディオに対応しているのでゲームにのめり込むような没入感を感じられるので安いイヤホンとは一味違います。
ゲームをしない人なら不満点とは言えないね!
まとめ

- ノイキャンモードの使い分けができる
- 音質が価格以上に良い
- 黒だけどチラッと見える差し色の赤がおしゃれ
- カスタマイズ性があり1moreらしさもある
- 全体的にバランスの良いまとまりのあるイヤホン
2万円以下のイヤホン選びに悩んでる人には丁度良い価格帯と機能性なのでおすすめです。