今回はAmazfit Cheetahという普段からスポーツをしている人にはかなりおすすめできるスマートウォッチをレビューしていきます。
目次
内容物
- スマートウォッチ本体
- 充電ケーブル
- 説明書
余計なものは入っておらずスッキリしています。
外観
今回のこちらのモデルはAmazfit Cheetahという名称からも分かるとおりランナーにとっては最適なスポーツウォッチになっています。
重さはバンドなしで33gで厚さは心拍センサーベースを除いて11.9mmとなっています。
ラウンドタイプのスマートウォッチは一般的に重くなりがちですがスポーツ特化ということもありスリムなサイズ感です。
カラーは鮮やかなイエローが差し色に使われておりスポーティーな仕上がりです。
こういった原色が前面に出されると派手すぎるなぁと感じますがこれくらいの差し色程度だと丁度良いです。
むしろ運動する時は地味な色よりもこういった爽やかないカラーリングのスマートウォッチの方が気分も上がって良いですよね。
ベゼルは強化ポリマー製となっているため軽量さを実現できています。
再度部分はクラウンとボタンが配置されています。
ランニング中などタッチスクリーンを使用するのが不便なときに簡単に操作できるので便利です。
ランニングをしていると汗びっしょりになると思います。
そんな状態で画面をべったりと触って画面を汚すことに抵抗がある人にとってはクラウンとサイドボタンで簡単に操作できるので役立つと思います。
またバンドの素材はリキッドシリコンが使われています。
形状も通気性が良いような作りになっています。これにより軽くて柔らかい、通気性も良く肌に優しいというスポーツウォッチとして理想的なバンドになっています。
ディスプレイ
画面サイズは1.39インチで強化ガラスとなっていますが耐久性抜群の最強な素材ゴリラグラスまでは使われていません。
454×454の解像度で326ppiと非常に綺麗なので画面性能はトップクラスに優秀です。
スペック表
カラー | スピードスターグレー |
サイズ | 46.7×46.7×11.9mm |
画面サイズ | 1.39インチ |
重さ(バンドなし) | 32g |
バッテリー(公称値) | 2週間 |
歩数 | ○ |
心拍数 | ○ |
血中酸素飽和度 | ○ |
ストレス | ○ |
睡眠計測 | ○ |
呼吸 | ○ |
PAI | ○ |
スポーツモード | 150 |
防水 | 5ATM |
Alexa | ○ |
位置計測 | ○ |
追加アプリ | ○ |
Zepp Coach | ○ |
価格(税込) | 49,900円 |
実際に使用しこのスマートウォッチを一言で表すとAI搭載のGPSランニングウォッチといえます。
スポーツ専用ウォッチとして一台あると便利だなと感じました。
文字盤
今回なんと100種類以上のウォッチフェイスが用意されています。
当然常時表示にも対応しています
そして今回hはランナー向けウォッチということで一般的なスマートウォッチよりもホーム画面にスポーツデータの指標を表示する文字盤が多いです。
中でも6つの文字盤は文字盤内のウィジェットの編集が可能となっています。
自分の好きなように配置をカスタマイズして皆さんにとって見やすい文字盤に変更させることが可能です。
またアニメーション文字盤も14種類以上用意されており単なる文字盤性能はかなり高いです。
GPS
Amazfit CheetahはAmazfitの業界初のデュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術が採用され、位置計測性能がさらに向上しています。
これまでだったらGPS,GLONASS,GALILEO,QZSS,BeiDouの5つの衛星システムが搭載されているのがハイエンドモデルの特権でしたがこちらはそれに加えてNavICという衛星も追加され世界規模での正確な測位が可能となりました。
とんでもなく高スペックな位置計測機能搭載です。
市場に出回っているほとんどのスマートウォッチが直線偏波GPSアンテナが搭載されており衛星信号の約50%しか受信できません。
それに対してAmazfit Cheetahは全ての衛星が円偏波信号を受信するためほぼ100%の信号を受信できます。
一般的なスマートウォッチに比べて遥かに正確な位置情報を計測できるということです。
これがランニングに最適なスマートウォッチと断言できる大きな理由の一つです。
みなさんがどんなに衛星信号が受信しにくい場所でランニングをしたとしてもこのスマートウォッチならしっかり位置計測してくれます。
都会だろうと田舎だろうと関係ありません。
新しいGPS機能
他にもランナー向けウォッチである理由があります。
それは先ほど説明した正確な位置計測機能を用いたナビゲート機能です。
こちらのウォッチは専用アプリを使ってマップをインポートできます。
そしてそれを使うことにより特定のルートをウォッチがナビゲートすることも可能です。
こんな機能は正確な位置計測ができないとそもそもできないので大きな強みと言えます。
もちろんナビゲーションに関しては単に目的地までのナビゲーションのみならず出発地点まで戻るルートリターンナビゲーションも可能です。
位置情報やルート保存もできるので友達や家族とルート情報を共有して追体験して楽しむなんて方法もあります。
Zeppコーチ機能
ランナー向けウォッチである理由はまだまだ続きます。
なんとZepp Coach機能というみなさんの体力や生活習慣に合わせたトレーニング計画作成も可能です。
AIを活用することにより科学的に無理のないトレーニング計画を作成してくれます。
実際に使用しましたが自分の情報や好みの運動負荷データを入力するとトレーニング計画を作成してくれます。
今回は軽めが良かったので負荷の少ないトレーニング計画を作成してもらいました。
サボりがちな人や運動することをついつい忘れてします人にとっては通知で教えてくれるので運動忘れを防止に繋がり便利だと思います。
ランニング中も操作可能
実際にランニング中もランナー向けウォッチなだけあって様々な工夫を感じられます。
まずは運動データのアナウンス機能です
運動中に心拍数た距離、消費カロリー、時間、スピードなど多くの運動データを音声で教えてくれます。
対応音声や英語と中国語のみですが英語であれば簡単な英単語しか使われないので何を言っているのか把握できます。
そしてウォッチとワイヤレスイヤホンを接続することができるのでイヤホンをかけてランニングすることで手元を見なくても自分の現在の運動データを耳で把握しながらランニングできます。
イヤホンた接続できるということは当然音楽も聞けます。
ウォッチ本体には270〜470曲保存可能となっています。
そのため音楽を楽しみながらランニングも可能です。
また運動中は画面が常時点灯します。
なのでわざわざ手首を傾けて画面を転倒させたり画面をタップしたりと余計な動作なしで即運動データの確認ができます。
また条件付き一時停止も可能です。
一定の距離や時間、カロリーに達したらワークアウト計測を自動で一時停止できるという機能です。
条件付き一時停止機能を使ってメリハリのあるワークアウトが可能です。
また仮想ペーサーといって自分自身と競争するという便利なランニング機能もあります。
自分で設定した目標を表すアイコンと現在の自分のパフォーマンスを表すそれぞれのアイコンが表示され比較しながらランニングできます。
目標や意識もなくなんとなくランニングするよりもよっぽど効果的なランニングが毎日可能です。
プロ仕様の外部ワークアウトデバイスと接続可能
心拍ベルトやパワーメーターなどとAmazfit Cheetahは接続可能なので本格的にワークアウトデータを計測できます。
まさにランナー向けウォッチですよね。
他のアプリと同期可能
Strava,adidas running,google fit,Apple healthなどメジャーな健康アプリとの同期が可能なので普段からこれらのアプリを使用している方と相性が良いと思います。
Amazfit Cheetahを通じて健康管理ができる
Zepp Coachに従って運動計画を進めていくと自分のさまざまな情報が可視化されます。
時間距離ペース歩数スピード高度消費カロリー心拍数有酸素無酸素トレーニング効果、トレーニング負荷など多くの情報を入手できます。
毎日積み重ねることで自分の体の変化を数字を通して実感でき成長できます。
充実した健康機能
ここまでランニング機能をメインに話してきましたが他の健康機能も非常に充実しています。
心拍数、ストレス、血中酸素、呼吸数も当然計測してくれますし、それら個々の健康情報を個別ではなく一気に把握したい時に活躍するワンタップ計測機能も搭載しています。
また心拍数やストレスなどあらゆる健康データに異常が生じたら教えてくれる健康リマインダー機能も搭載しています。
なので自分の身体の異常の早期発見につながります。
そしてAmazfitのスマートウォッチの強みであるPAI機能も搭載しています。
これは1週間の自分のスコアを100点満点で計測してくれる機能です。
100点目指してゲーム感覚で健康生活を習慣化できるので個人的にはかなり気に入っている機能です。
もちろん呼吸訓練や女性にとってはありがたい月経サイクルトラッキング機能も搭載です。
このように他の健康機能もしっかりカバーしています。
睡眠機能
睡眠データも装着したまま寝るだけでしっかり計測してくれます。
計測項目は深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠、覚醒時間、睡眠時間、入眠時間、起床時間です。
このように睡眠データが可視化されることでその日はちょっと無理はやめておこうなど自分の体にとって最適な選択ができますし、できるだけ良い睡眠を心がけるようになります。
そしてポイントが高いのが夜間のみならず昼寝もしっかり計測されるということです。
いまだに睡眠計測が夜だけのスマートウォッチもたくさんあるので昼寝もしっかりカウントしてくれるのは強みと言えます。
バッテリー
お待ちかねのバッテリーです。
公称値では通常使用で2週間、ハードな使用で1週間、省電力モード24日間とかなり優秀なバッテリー性能となっています。
実際に使用してみたところ5〜6日間は余裕で大丈夫です。
バッテリー使用条件は全ての計測項目をオンにして毎日ワークアウトをしたので使用条件はかなり厳しいです。
それでいて1週間近くは大丈夫なのでライトな使い方をすれば公称値通り2週間は大丈夫そうです。
さすがAmazfitのスマートウォッチですね。
相変わらずバッテリー性能は素晴らしいです。
Amazfit Cheetahのレビューについて動画で見てみる
まとめ
Amazfit Cheetahはっきり言って大満足です。
ランナー向けなだけあって最高級な位置計測機能を搭載しています。
しかもその良さを存分に活かしたルート関連機能も充実しています。
- 位置計測機能はトップクラスに優秀
- 多彩なルートナビ機能搭載
- AIを用いたワークアウト計画を作成可能
- 詳細なワークアウトデータを収集可能
- 主要健康アプリと同期可能
- 5万円以下で本格的なランナーウォッチをゲットできる
このようにかなり完成度は高いです。
弱みといえば電子決済機能が非搭載なことくらいですが、ランナー特化型のウォッチを求めてる人に中にはそういった機能は不要と考えている人もいると思います。
今現在ランニングを趣味にしている、もしくはこれから始めようと思ってる方には相棒として本当におすすめなスマートウォッチです。
数値として自分の成長を実感できますし、アプリ側に自動でワークアウトデータが貯まるので後で見返しことも可能です。
本格的なランナーウォッチとして一台は持っておきたい非常におすすめなスマートウォッチです。