今回はBenQのtreVolo Uというスピーカーをレビューしていきます。
TOEICなどの語学試験や日常の音声学習に特化した学びのためのスピーカーを探している人に特におすすめです。
目次
BenQ treVolo Uの特徴
- 語学学習専用スピーカー
- 全指向性高感度マイク内蔵
- エコーキャンセラー搭載
- 使用シーン合わせた3つの音声モード
- シンプル操作
BenQ treVolo Uの箱の中身
- BenQ treVolo U本体
- USB Type-A to Cケーブル
- オーディオケーブル
- 充電アダプタ
- クイックスタートガイド
- 製品保証書
各種ケーブルと充電アダプタが付属されています。
充電用のUSB Type-A to Cケーブル長さは約80cmです。
オーディオケーブルの長さも約80cmです。
これだけ長さがあれば十分ですね。
そして充電アダプタです。
treVolo Uの外観
Bluetooth接続が可能なのでPCやスマホ、タブレットなどのデバイスに繋げて使用できます。
優先でも無線でも両方使えるのはありがたいです。
デザインもかなりシンプルです。
カラーも爽やかでデスクに置いても外観を害しません。
むしろ清潔感が出て好印象です。
後ろのカバーを外すと充電端子とマイク端子があります。
充電も充電用のUSB Type-A to Cケーブルを挿せば簡単にできます。
BenQ treVolo Uのスペック
Bluetooth規格 | Bluetooth5.0 |
Bluetooth通信距離 | 10m(障害物がない場合) |
スピーカー | 低音スピーカー×1 高音スピーカー×1 |
入力 | 3.5mm(4pin CTIA) Type-C USB2.0(充電) |
周波数 | 60-20K Hz |
再生可能時間 | 約12時間 |
マイクロフォン | エレクトレットコンデンサーマイクロフォン×1 全指向性環境音マイク×1 |
充電時間 | 3時間で約80% |
電源 | DC 5V/2A Via Type-C 差し込み口 |
音声コントロール | 有り |
探知可能距離(安心モード) | ボタンを1秒長押しすると安心モードON(検知距離は1.5m) |
完全ワイヤレスステレオ | YES(左右独立型/アプリに接続) |
音声モード | 音楽モード、動画学習モード、ライブ学習モード |
サイズ(横幅×高さ×奥行き) | 174×95.34×81.36mm |
重さ | 約760g |
操作温度 | 0〜40℃ |
保存温度 | -20〜60℃ |
専用アプリ | 有り |
内容物 | 充電アダプタ、オーディオケーブル、充電ケーブル、スタートガイド、保証書、Regulatory Statements |
専用のアプリをスマホにインストールすることにより気軽に使用できます。
iPhoneもAndroidも両方対応しているの便利に使うことができます。
アプリを起動するとtreVolo Uの検索が始まります。
ペアリングも指示に従えばすぐできるので迷うこともありませんでした。
上部にボタンが複数設置されていますが、どれも視覚的に分かりやすいデザインなので操作に迷うこともありません。
そして一度ペアリングするデバイスを記憶させておけば次回以降は勝手に接続されるので、即使用できます。
専用アプリも用意されており使い勝手はかなり良いスピーカーです。
資格試験や英会話学習に役立つ理由
一般的なスピーカーと仕組みが異なる
高音と中低音それぞれに特化したスピーカーを配置することによりクリアな音を実現しています。
つまり優れた音声処理機能を搭載しているということです。
分かりやすく例えるとスマホのカメラレンズと同じです。
スマホの背面には標準カメラと広角カメラがあります。
それぞれの使用シーンに合わせたレンズで撮影することにより美しい写真を撮ることができます。
スピーカーも同じです。
一つのスピーカーで全ての音域を出そうとすると音の細部のクリアさが欠けてしまいます。
その点treVolo Uは中低音スピーカーと高音スピーカーをあえて分けて搭載しており何層にも重なった音色を実現できており、細部までクリアです。
通常のスピーカーよりもクリアな音声でTOEICや英会話学習をすることができます。
適切な音量で学習できる
聴力を害することなく音声学習を長期に渡ってすることがきます。
treVolo Uは赤外線検出システムを用いて使用者との距離を計測し、適切な音量を提供してくれます。
一般的に適切な音量ってどれくらいなのか把握している人は少ないですよね。
どうしても主観的なものなってしまい明確な基準が分かりません。
人は環境に慣れる生き物なので初めは大音量で煩わしいと思ってもしばらくその環境にいると慣れてしまいます。
そして長時間大音量な環境で過ごしていると気付かないうちに聴力を害してしまいます。
ゲームセンターに入った時、最初はうるさいと感じるのにいつの間にか気にならなくなるよね!
そこでtreVolo Uを使用すれば客観的に最適な音量で音声学習をすることができるので聴力を害することなく長期間学習できます。
treVolo Uの安心モードを使うことで聴力低下を気にすることなく安心して学習できます。
安心モードを起動する方法も簡単なのも良いですよね。
AI実験により違いが明確
一般的なスピーカーとtreVolo Uを用いてどれくらい音声を認識するのかAIを用いた実験の結果がこちらです。
- treVolo Uなし 72%(1回目) 88%(2回目) 55%(3回目)
- treVolo Uあり 98%(1回目) 99%(2回目) 93%(3回目)
聞き取りやすさについては主観的なものになりがちですが、AIを用いた認識率という数値で客観的にtreVolo Uの聞き取りやすさが明確になりました。
3回ともtreVolo Uの方がほぼ完璧に認識できています。
このようにtreVolo Uを使うことで語学などの資格試験や英会話学習が捗ります。
明らかにtreVolo Uの音声は聞きやすい
同じ英文をiPhone 14 ProのスピーカーとtreVolo Uを比較しましたが明らかに違います。
完全に別物です。
特に音が前面にビシビシ伝わってきます。
音声が流れているというより自分に向かって話しかけられているような感覚です。
声が前面に出ているので一般的なスピーカーよりも明確に聞き取りやすいです。
特にライブ学習モードだとその違いがよく分かりました。
スピーカーなんてどれも同じでしょ!と思ってる方にはぜひ手に取ってみてほしいです
3つの音声モード
- 音楽学習モード
- ライブ学習モード
- 動画学習モード
それぞれの使用シーンに合わせて最適なモードを選択できます。
普段使いとしては音楽学習モード、オンライン授業などはライブ学習モード、学習するときは動画学習モードという使いわけをしています。
最適なモードで使用できるので音声自体にはとても満足しています。
自動で自分とスピーカーの距離を検知し最適な音量に調整してくれるのはかなり便利です。
本体のボタンを押すことによりモード変更もできますが、アプリ上でモードの部分をタップすることでもモードの変更ができます。
そして自分オリジナルのサウンドも作成することができます。
とにかく音を重視したスピーカーなので環境テストを通じて最適なサウンドを提供してくれのはありがたいです。
不満点
若干価格が高い
価格が29900円と決して安くはないです。
気軽に購入できる値段ではないと思います。
ただ実際に使用したところ本当に他のスピーカーとは違います。
客観的な構造の違いはもちろんのこと主観的にも明らかに聞き取りやすいです。
音を聞き取る上でこれ以上に完成度の高いスピーカーはないと思います。
しかもノイズも消してくれるので本当に聴き手のために作られたスピーカーだと実感します。
なので価格が高いことには納得できますし、出す価値はあります。
まとめ
- 本当に語学学習に向いているスピーカー
- 3つのモードで使い勝手が良い
- 普段使いのスピーカーとしても使える
- 耳に優しい
- ノイズ除去もされていた
学生さんや社会人でも普段から音声学習をしている方は多いと思います。
音声が聞きやすいtreVolo Uを使って効率良く学習し、点数アップや語学力を身に付けましょう。
また耳に優しい最適な音量に調整できるので長期間使っても聴力を害しません。
聴力は一度低下すると日常生活に支障をきたしかねません。
安全に音声学習ができる点も良かったです。
今学習中の方はもちろんのこと、これから資格試験や英会話を始めようと思ってる方にはtreVolo Uは本当におすすめのスピーカーです。
BenQ公式サイト https://bit.ly/3Ox1UEF
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B0B63HVD1W