今回は激安スマートウォッチfanonon ID208の紹介します。
安いにも関わらずスペックを見る限りかなり多機能なのでレビューするのが楽しみです。
こちらの製品はfanononさんからサンプルを頂いた上でレビューしています
目次
特徴
- 安い
- 基本機能搭載
- 通話可能かつAmazon Alexa対応
- ワークアウト60種類
- 価格以上の機能性
スペック
防水 | IP68 |
ディスプレイ | TFT |
ディスプレイサイズ | 1.69インチ |
Bluetooth | BLE5.1 |
バッテリー容量 | 300mAh |
バッテリー(公表) | 通常使用で8日間 |
充電時間 | 2時間 |
心拍数 | ○ |
睡眠 | ○ |
ストレス | ○ |
血中酸素飽和度 | ○ |
Alexa | ○ |
価格(撮影時Amazon) | 7880円(クーポン適用4880円) |
安い
クーポン適用で5000円以下で購入できます。
しかもこれから詳しく紹介しますがかなり多機能です。
これだけの機能性のあるスマートウォッチが5000円以下って結構すごいですよね。
このスマートウォッチ、値段という面ではかなりのストロングポイントを持っていますね。
価格以上の機能性
Amazonの評価を見てみましたが評価も良かったです。
Alexa対応
Amazon Alexaに対応しているのが信じられません。
なぜなら価格が約5000円だからです。
にわかに信じがたかったのですが実際に使ってみたところちゃんと使えました。
日本語にもしっかり対応しているので就寝リマインダーの設定やアラームの設定など喋りかけるだけで簡単にできます。
この価格でAmazon Alexaに対応していてちゃんと使えるのには正直驚きました。
カスタム文字盤対応
まずは文字盤の種類も見ていきましょう。
このように100種類の文字盤に対応しており予想以上に文字盤の種類は豊富です。
割とカジュアルなものが多くてデザインも悪くありません。
どちらかというと女性ウケの良い可愛かったり、おしゃれめな文字盤の種類が多いです。
しかもID208のすごいところはカスタム文字盤にも対応しているということです。
音声通話機能
このスマートウォッチのすごいところは着信通知を受けるだけでなく発信までできる点です。
通話が来てることを通知してくれるスマートウォッチは安いものでも割とあるのですが、発信ができるスマートウォッチはハイエンドモデルの特権でした。
つまり2万円くらいは出さないとまともに使える発信機能付きのスマートウォッチはありませんでした。
しかしID208は5000円以下でなぜか発信昨日まで搭載しています。
アプリ側で20件までスマートウォッチ自体に連絡先を登録することもできます。
この機能には正直驚きです。
通知
ひらがなカタカナ漢字英語全て問題なく表示できます
画面も大きので通知内容も見やすいです
音楽コントロール対応
音楽コントロールが手元でできます。
YouTubeの再生停止、音量調節もできます。
注意点としては音楽コントロールだけでウォッチに音楽保存はできません。
音楽保存ができてまともに使えるスマートウォッチとなると現状どうしても2万円くらいはすると思います。
とにかく音楽コントールのみで保存はできないのでその点は注意してください
着信音が設定できる
こんな感じで着信音の設定ができます
安いスマートウォッチは一律バイブレーションでそれで終わりです
しかしこちらのスマートウォッチは着信音まで設定できる上に音量まで
素直にすごいです
計測値の正確性
歩数
- オムロンの歩数計と比較
- 誤差10%以内なら合格
- 歩数計 4622歩
- ID208 4498歩
誤差2%
これは想像以上に素晴らしいです
心拍数
最初はかなり正確ですが途中から少しだけ乖離しています。
ただこの価格帯のスマートウォッチは本当に心拍数精度がデタラメなので他の同価格帯の製品と比べると全然マシなレベルです。
それくらい低価格スマートウォッチの精度がひどいのが現状です。
なので価格を考えるとそこまで酷い精度とは言えず価格の割に頑張っているという印象を受けました。
睡眠計測
計測項目は睡眠時間、覚醒時間、レム睡眠、浅い眠理、深い眠りです。
入眠時間、起床時間問題なく睡眠計測は問題ありませんでした。
睡眠の質のスコアがなされるのも良かったですし、分析もグラフ化されので見やすいです。
睡眠計測については全然問題なく良いと言えます。
懸念点
低価格スマートウォッチだとやっぱどこかしら悪いところがあるんでしょと思いますよね。
サンプルを頂いていようと、もちろん感じたことは素直に正直にレビューします。
バッテリー性能の不安
公表値では通常使用で8日間となっています。
実際はどうだったのか検証しました。
- 午後2時9分に91%の状態で使い始めて約5時間30分後の7時30分で残量が約20%
- このような設定で装着中は1時間あたり13%のバッテリーを消費
これは結構な消費スピードです。
正直この時点でちょっとこのバッテリー消費量はあり得ないと思ってしまいました。
そして充電し直して再度使い始めました。
- 条件は先ほどと同じ
- なんと1時間あたりのバッテリー消費は僅か1~2%
さっきは1時間で12%減だったのに今回は僅か1%です。
これは誤差とかいうレベルではないと思います。
思わずなんでー!?と戸惑ってしまいましたがこれは嬉しい変化です
その後もバッテリー検証を続けましたがバッテリーは1時間あたり1%減でした
通常使用でも大体3~4日間くらいは大丈夫というイメージです。
公表値は企業側が設定した条件をもとに算出した数値なのでそれを下回るのは当然です。
5000円以下でバッテリーが4日間持つというのは素晴らしい出来です。
もちろん常時計測項目をもっと減らしたり通知をオフにすればもっと長持ちします
結論としてはバッテリー機能は優秀です。
ただ1日目のバッテリー消費の多さが気になり、バッテリー機能の安定性にどうしても不安を感じてしまいます。
耐久性
Amazonのレビューを見てみると概ね評価は高いです
ただ低評価のコメントを読んでみたのですが最初は良かったが使っていくうちにどんどんバッテリー性能が落ちていったなどのコメントがありました。
なので長期使用してどうなのかというのは正直気になるところです。
ただ使用してしばらく経過しましたが現段階では各種機能の低下などは見られず問題ありません。
むしろこの低価格でかなりの高パフォーマンスを出していると思います。
位置情報
このスマートウォッチはGPS機能は搭載していません。
しかしスマートウォッチ側で天気予報を確認するときにスマホ側の位置情報をもとに天気データを表示することができます。
その際、なぜか自分の住んでる市ではなく隣の市の天気予報データが表示されます。
遥か遠くに離れた市ではなく、隣の市なので実際ほぼ天気は変わりません。
なのでどうでもいいと言えばいいのですが、もしみなさんが購入した後にこんなはずじゃなかった!自分の住んでいる市の天気予報が表示されなきゃ嫌だ!と後悔してほしくないので今回懸念点の一つとして紹介しました。
まとめ
もしみなさんの予算が一万円以下であれば以前アップしたこちらの動画を参考にしてほしいと思います。
しかし予算が5000円以下の人には入門用としておすすめです。
やっぱり5000円以下という安さはあまりに魅力的すぎます。
自分が購入してきた中で5000円以下であればこちらのスマートウォッチは一番完成度が高いです。
定価が約8000円するので正確には5000円以下のスマートウォッチの部類には入らないのかもしれませんが、とにかく多機能かつ精度もそこそこ良かった点が安心しました。
もちろん紹介した通り、バッテリー機能の不安定さ若干の操作性の遅さ、天気予報データの位置の正確さなど懸念点が存在することは確かです。
しかしそれを踏まえたとしても5000円以下でAmazon Alexaに対応している、音声通話に対応している、カスタム文字盤に対応している、着信音まで設定できるという大きな魅力があります。
予算と考えた時にこのスマートウォッチが適していると言える人は必ずいると思います。