今年もXiaomiのスマートウォッチの代表作mibandシリーズの6がついに発売されました。スマートウォッチを付けることにより運動するようになるのは過去の自分の経験から明らかです。安くて高性能ウォッチであるmiband6が気になっている人も多いと思います。さっそく手元に届いたのでレビューしていきます。
目次
XiaomiのMiスマートバンド6(miband6)の特徴
- ディスプレイがベゼルレスとなり高解像に進化
- ウォッチフェイスが豊富(中国版130種類、グローバル版60種類)
- SPO2測定機能搭載
- 一万円以内で買える高機能スマートウォッチ
- 一通りの機能は備わっている
- 測定値が概ね正確
miband6の特徴はザッとこんな感じです。
箱の中身はこれまでと全く変化なしの3点セット(本体、説明書、充電ケーブル)です。このくらいシンプルな方がむしろ好感持てます。
mibandを一言で表すとしたら安いのに全部入りスマートウォッチです。今回はSPO2測定機能というトレンドに沿った機能が新たに追加されたことにより、さらに多機能スマートウォッチとなりました。
これまでmiband4,5を購入してきたのでmibandのことは初めての人よりも詳しい自負があるのですが、mibandは安いのに高機能という特徴があります。過去にmibandの測定値が正しいのかチェックしましたが歩数計も心拍数計測も概ね正確でした。安いスマートウォッチだと備わってる機能がデタラメなことがよくあるのですが、mibandはそんなことがなく安心して使えます。
miband6のマグネット充電ケーブルは前作miband5でも利用できました。全く同じ充電ケーブルのようです。
ちなみにオススメスマートウォッチの記事はこちらです。
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XiaomiのMiスマートバンド6とMiスマートバンド5の違い(miband6とmiband5の違い)を比較
わかりやすいように前作のmiband5と比較していこう!
スペック | miband6 | miband5 |
---|---|---|
画面サイズ(インチ) | 1.56 | 1.1 |
重さ | 12.8g | 11.9g |
解像度(ppi) | 326 | 290 |
ワークアウト | 30種類 | 11種類 |
SPO2 | ○ | × |
バッテリー | 2週間 | 2週間 |
充電タイプ | マグネット | マグネット |
上から見たらどっちがどっちなのか全くわかりません(左がmiband6、右がmiband5)。
本体裏のセンサー部分は若干変化しました。SPO2機能も追加されたので当然の変更といえますね。
フルディスプレイに進化したので表示できる情報量が単純に2倍になりました。進化が止まりませんね!
今作では見た目の進化はもちろんのことワークアウトの種類が充実したことも大きな変化です。これは在宅時間が増えたことで計測できる項目に家の中でもできるワークアウトの種類が多数追加されました。時代の流れに沿ったアップデートはさすがXiaomiですね。
Xiaomiのmiband6の外観
カラーは全部で6種類(ブラック、オレンジ、イエロー、オリーブ、アイボリー、ブルー)です。
前作と比較するとより明らかです。画面サイズが50%アップしました。
mibandは安くて高性能とかなり評判の良いスマートウォッチでしたが、唯一画面サイズが小さく見にくいというウィークポイントを抱えていました。しかしその弱点をサイズを変えずに克服してきたのはmibandファンの自分にとっては嬉しい改良です。
天気予報の情報量もやっぱ前作よりも多いですね。写真では伝わりづらいですが、miband6の方がよりくっきり綺麗に表示されています。
miband6でできること
歩数
心拍測定
ストレス計測
呼吸モード
女性の健康管理機能
PAI
SPO2計測機能
通知機能
各種通知を手元で確認できます。画面が大きくなったことで文字が見やすいです。
睡眠計測
miband6を付けたまま寝ると、翌日スマホ画面で睡眠の質を確認できます。スコア化されるのでいつの間にか良いスコアを取ろうと早寝早起きをするようになります。
ワークアウト計測
運動する前にワークアウトの中から自分がする運動の種類を選択することでカロリーや距離などの詳細なデータを計測できます。後でまとめてスマホアプリでこれまでの運動データを確認し自分の成長を確認することができます。
計測値の正確性についても検証したのでこちらもどうぞ↓
miband6の良い点と悪い点
良い点
安くて高性能
これまでも安いのに高性能ということで世界的売れていたmibandですが、miband6になってその精度がどれだけパワーアップしたのか気になります。精度検証は時間がかかるので別記事でまたアップしますのでお待ちください。
またハイエンドモデルのスマートウォッチ並みの画面の綺麗さをついにmiband6が実現しました。
ワークアウト自動検出(6種類)
自動でワークアウトを検出してくれるので面倒な操作が不要です。とにかく使いやすさを重視する人にとってはバンドも付けやすいのでおすすめできます。
画面の輝度調節
明るさを調整できます。日光にも負けませんし、寝る直前の暗い部屋で眩しすぎるということもありません。
本体ロック
外しているときにウォッチ本体がロックされるよう設定できます。見られたくない通知が来ていたとしてもmiband6なら対策バッチリです。
画面自動オフの時間設定
自動オフとなる時間が設定できるようになりました。普段使いだったらそんなに気にならないかもしれませんが、動画レビューする時に助かるので個人的には嬉しい機能です。
悪い点
リーク情報とは異なる製品
これまでmiband6の発売にあたり様々な噂がありました。画面サイズアップや解像度アップ、SPO2機能搭載など期待通りな進化も見受けられました。しかしバッテリーの性能アップ、GPS搭載、アレクサ対応は個人的には結構期待していたのですが今回も見送られました。
あえて悪いところを挙げるなら目玉となる大きな変化がなかったことです。
ただそれでも最強スマートウォッチとしての地位をmiband6にパワーアップしたことでより強固なものにしたと思います。
またバンドタイプが苦手な人にもおすすめできるスマートウォッチとしてMi Watch liteというコスパモンスターウォッチもあります。
まとめ
全体の大きさ自体は変わっていないものの画面サイズが大きくなり、流行りのベゼルレスでスッキリとした見た目になりました。
最近のスマホがホームボタンが排除されベゼルレスになっているのと同様にmiband6もホームボタンが排除されフルディスプレイになりました。これによりmibandの最大の欠点であった安っぽさが払拭されました。
目新しさはないものの各機能をパワーアップさせた製品としてmiband6は最強ウォッチであることには変わりありません。一万円以内のスマートウォッチであるならば間違いなくmiband6がコスパに優れたスマートウォッチです。