今回は初めてのスマートウォッチとしておすすめなエントリーモデルであるAmazfit Bip 5をレビューしていきます。
開封
中身
- 本体
- 充電器
- 説明書
Bipシリーズといえば初心者の方でも使いやすいエントリーシリーズで、価格が抑えられているという特徴があります。
機能も大事なものは全て搭載しつつも余計なものは削ぎ落としたシンプルさが売りのとても使いやすいスマートウォッチシリーズです。
外観
バンド
アップルウォッチと同じような留め方のバンドです。
大画面
そして画面サイズがなんと驚異の1.91インチと大画面です。
これはスマートウォッチの中でもかなり大きいです。
これだけ画面サイズが大きければ各種通知内容だったり操作もしやすいと思います。
やっぱりこのサイズ感は使っていて印象的でした。
これだけ大きいと見やすさはもちろんのことスワイプもしやすいと感じました。
画面が大きいということは年配の方も含めて幅広い年齢層に適しているといえます。
例えばこちらのバンドタイプのスマートバンドはコンパクトで使いやすいという利点がありますが人によっては画面が小さすぎて見づらいと感じる方もいるかもしれません。
その点Bip 5ならそんな心配は一切ない大画面と言えます。
ただ260ppiと画面の綺麗さが高価なスマートウォッチと比べると若干劣る点は認識しておく必要があります。
それでも普通に綺麗で見やすい画面であることは変わりありません。
1.91インチの大画面スマートウォッチ最高です。
通知
通知内容も見やすいです。
文字化けなんかも一切ありません。
そして使っていて特に良いなと感じたのは文字が大きいだけでなく太いので目が悪い方や年配の方でもとても見やすいと感じました。
通知はもちろんですがメニュー表示なんかも太字でとても見やすいので幅広い年齢層の方に適していると感じました。
字がはっきりくっきり表示されているって良いですよね。
価格
最近は3〜4万円するスマートウォッチばかりレビューしてきましたがこちらなんと14800円で購入できます。
エントリーシリーズということもあり価格も抑えられています。
ここでほぼ同価格帯の前作のBip 3Proと比較してお値打ちかどうか検討していきます。
比較した表がこちらです。
Bip 5 | Bip 3 Pro | |
ディスプレイサイズ | 1.91 | 1.69 |
解像度&ppi | 320×380,260ppi | 240×280,218ppi |
バッテリー(公称値) | 10日間 | 14日間 |
スピーカー&マイク | ⚪︎ | × |
防水 | IP68 | 5ATM |
Bluetooth通話 | ⚪︎ | × |
Alexa | ⚪︎ | × |
会員カード&モーニングアップデート | ⚪︎ | × |
スポーツ自動認識 | ⚪︎ | × |
運動負荷の分析 | ⚪︎ | × |
文字盤 | ⚪︎ | × |
価格 | 14800円 | 13750円 |
これで価格差1050円ならかなりお得と言えます。
特に後半部分は如実に機能がパワーアップしており大きな差が生まれています。
このようにエントリーモデルとしてはBip 5はかなりコスパの良いスマートウォッチと言えます。
文字盤の種類
続いて文字盤の種類です。
この大画面ディスプレイに対応している文字盤が70種類以上用意されています。
一部紹介するとこんな感じです。
デザイン性も悪くないです。
Amazfitのスマートウォッチは文字盤のクオリティもきちんと保たれている点も良いですよね。
背景がブラックベースなものが多い印象ですね。
編集可能な文字盤もいくつかあります。
またカスタム文字盤といって自分の好きな画像を文字盤として設定できる便利な文字盤機能も搭載しています。
ペットやアイドルなど皆さんの好みの画像を設定して楽しむといいと思います。
またポートレート文字盤もあります。
ポートレート文字盤機能は、携帯電話からポートレート写真の一部をウォッチフェイスとして選択できるというもの。最大3枚のポートレート写真を選択でき、手首を上げるか画面をタップするたびに、切り替え表示される。
大画面なのに軽い
また使用していて驚いたのがこんなに大画面なのに意外と軽いということです。
このサイズ感だと重いと思っていたのですが実は軽いです。
具体的にバンドなしで本体サイズはわずか26gです。
26gはマジで軽いです。
そして言い忘れていましたが3色のカラー展開になっており好みのカラーを選ぶことができます。
健康機能はフル搭載
Zepp OS 2.0が搭載されており、先進的な光学センサーと連動した高度なモニタリングが可能です。
- 心拍数
- 血中酸素
- ワンタップ計測
- ストレス計測
- 睡眠計測
- 呼吸訓練
基本的な健康機能はフル搭載
しかもAmazfitの強みのPAI機能もついているのでむしろ高機能と言えるかもしれません。
- PAIスコアは1週間の合計スコアが100以上に維持できれば生活習慣病のリスクを大幅に軽減できることが実証されているスコア
- 性別、年齢、心拍数データ、ワークアウトデータなど総合的に判断してスコア化
睡眠計測
はっきりと睡眠スコアを算出してくれるのでその日の自分のコンディションの把握がしやすいです。
睡眠ステージもグラフで分かりやすく表示されているので一目で把握できます。
色使いもそれぞれ分かりやすく変えてくれているのでこの時間は眠りが深かったのかなど自分でも簡単に睡眠状態を振り返ることができます。
計測項目
- 深い眠り
- REM
- 覚醒
- 仮眠
- 心拍数
- 呼吸の質
仮眠と呼吸の質まで計測してくれるのは嬉しい機能ですね。
ワークアウト
今作は120以上のスポーツモードに加え、屋外ランニングやウォーキング、トレッドミルなどを含む主要スポーツ7つについては自動で検知しすぐにスポーツモードを開始できるスマートスポーツ認識機能も搭載です。
ウォーキングをしてきたので使用感をお伝えします。
モザイクを加えたので分かりづらいかもしれないですが位置精度はとても優秀でした。
アメリカのGPS、ロシアのGLONASS、EUのGalileo、日本のみちびきに対応しているので場所を問わず高精度で追跡可能です。
つまりウォッチ内に位置計測機能が搭載されているのでスマホを持ち出す必要なくルートをしっかり計測してくれます。
なのでランニングやウォーキングをしている人にはBip 5は便利だと思います。
Bip 5を腕につけて普段通りの運動をするだけで細かなワークアウト情報を自動で計測してくれるので生活習慣の改善やダイエットなど幅広く活躍してくれます。
ミニアプリ対応
Bipシリーズもついにみにアプリに対応することになりました。
エントリーシリーズですがもう十分な機能性があります。
どんなミニアプリがあるのか一部ご紹介します。
計算機などの実用的なものからちょっとしたミニゲームや健康系のアプリもあって割と豊富です。
少し前は基本的な機能だけだったBipシリーズですが確実に進化しているなと感じます。
個人的にこういったシンプルかつ淡々とできるミニゲーム好きです。
エントリーモデルなはずですがむしろ豊富な機能が搭載されており使い勝手も良いです。
Bluetooth通話対応
こちらはスピーカーも内蔵しているのでBluetooth通話もできます。
カバンの中にスマホを入れいてすぐに応答できない時はウォッチでサッと電話に出ることができます。
またアレクサにも対応しているのでアラームやタイマーなど音声でお願いすることで自動ですぐにセットすることも可能です。
バッテリー
公称値では標準使用で10日間、バッテリーセーバーモードで最長26日間
ワークアウトは1日10分程度で全ての機能をオンという条件で実際に使用してみたところ1週間前後バッテリーが持ちました。
ただこれは使い方次第でいくらでも調整が効くという印象を受けたのでもっと長持ちさせようと思えば可能です。
そのあたりの状況に応じたバッテリー調整が可能という点も良かったです。
まとめ
今回特に印象的だったのがこの画面の大きさと文字の太さです。
1.91インチの大画面スマートウォッチで通知やメニュー表示が非常に見やすく使いやすかったです。
気になる点といえば画面が有機ELではないということです。
ここは好みが分かれるポイントです。
自分の場合は比較して初めてその差を感じる程度で単体ではそこまで不満とは感じませんでした。
それよりもむしろ前作のBip3 Proから大幅に進化していて触っていて嬉しかったです。
改めてこの表を見るとどれだけ進化したかよく分かると思います。
個人的には追加アプリと通話に対応している点が良かったです。
3〜4万円するスマートウォッチはちょっとな、、、という方や画面の視認性が心配な人にはかなりお勧めできる入門スマートウォッチとしておすすめです。