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iPadAir4レビュー 価格機能からして大多数の最適解

こんにちはリーです。今回はiPadAir4のレビューです。iPadPro2018以来のタブレット購入です。ワクワク!

この記事で分かること

・iPadAir4の特徴

・良いところ

・悪いところ

・使って気付いた意外だった点

・どんな人にオススメか

こんにちは、リーです。ツイッターYouTubeやってます。問い合わせはこちらです。

特徴(従来のAirシリーズとの変更点)

比較iPadAir3iPadAir4
認証ホーム指紋サイド指紋
チップA12A14
画面サイズ10.510.9
アクセサリーSmart Keyboard
Apple Pencil第1世代
Magic Keyboard
Smart Keyboard Folio
Apple Pencil第2世代
端子LightningUSB-C

ついにUSB-C端子採用です。Airにも春が来ましたね!

もちろん充電器もUSB-C端子です。

ホームボタンの廃止

これまではiPadProのみフルスクリーンで無印iPadとiPadAirの差別化が図られていましたが、ついにiPadAir4もフルスクリーンとなりました。単純に見た目が美しくなりiPadAir4の購入を決意した人も多いはずです。

ホームボタンの廃止は本体の画面占有率を上げ、従来の無印iPadやiPadAirよりも画面サイズが大きいにもかかわらず本体サイズはほとんど変わらないというコンパクトさを実現しています。より持ち運びに適したデバイスに進化を遂げました。

Air3Air4
高さ×幅×厚さ(mm)250.6×174.1×6.1247.6×178.5×6.1
重さ(g)456458

おそらく多くの人が機能を詳しく把握するというよりもデザイン性が決め手になるパターンが多いと思うのでこの変更点は大きいですね。実際、僕もパッと出されたらiPadProと勘違いしてしまうほど似たデザインになりましたね。

側面にTouchID搭載

世界的なこの状況下でマスクを外さずにTouchIDで端末のロックが解除できるのは良いことですが、何より嬉しいのはスワイプせずにホーム画面に行けるということです。FaceIDだと顔認証してからさらに画面をスワイプしなければホーム画面にいけません。正直この一手間が嫌な人は結構いると思うので側面TouchIDの変更は結構良かったと感じました。

面白いのがAppleにとって初の試みである側面TouchIDを搭載した最初の機種がiPadAir4ということです。従来通りであれば新機能はiPadProにまず搭載されるのが通例です。

良いと感じた点

動作が重くならないA14Bionic最新チップ

A14Bionicという最新チップの搭載されているので動作は驚くほどサクサクです。無印iPadを使ってきた人にとってはこれを機に買い替えても良いくらいサクサクです。通常スマホやタブレットは使用歴に応じて少しずつ重くなり動作がゆっくりモッサリしてきますが、これだけハイスペックだと長期で使っても安心できます。

Antutuベンチマークを計測してみるとモンスタースペックということがよく分かります。ほとんどiPadProです。動画編集もできますし、下手なパソコンよりよっぽど高性能です。iPadProとほぼ同等の性能なのに価格は60,000円台からとAppleにしては良心的な設定です。




悪い点

スピーカー性能は結構劣る

普段iPadProでYouTubeや音楽を流し聞きしているのですが、明らかに音質が劣ります。そもそもスピーカーの数がiPadProが4個なのに対し、iPadAir4は半分の2個なので当然の結果ですが唯一の不満点でした。見た目は完全に4つあるように見えて片側の一つずつからしか音は出ません。

イヤホンを付けてしまえばスピーカー性能は関係ないのでこの欠点をどれだけ重要視するかは人によりけりだと思います。音質に拘る人やiPadPro一筋で来た人には残念だと感じるでしょう。

容量が究極の選択すぎる

価格差17,000円の64GB(62,800円税抜)か256GB(79,800円税抜)の二択しかないのはかなり多くの人を悩ませますよね。少な過ぎるような気もするし多過ぎるような気もする容量です。「128GBがどうしてないんだよおおお!。」と日本中の人が思ったことでしょう。iPadPro(84,800円税抜)と比べれば安いことには変わりがないので贅沢な悩みかもしれませんが、128GBさえあれば迷わなかったですよね。巧妙に消費させる金額を上げてくるさすが世界のトップ企業Appleですね。

これを機にタブレットの使用用途を明確にしておくのがオススメです。ここが不明瞭だと買って満足してただの鉄板になりかねません。ちなみに僕の場合は勉強と軽い動画編集目的でiPadを使ってます。なので必然的に256GBにせざるを得なくなってきます。ここは人それぞれなのでもしあなたがいま明確に答えられないなら、せっかくなのでこの記事を読み終わるまでに使用用途をはっきりさせておきましょう。

意外だった点

Promotionテクノロジーによる書き心地

当初は一番大きな差はここかな?と思っていましたが、実際に比較したらほとんど変わらなくて驚きました。この違いを重要視してる人が多いと思いますが僕にはほとんど分かりませんでした。スロー再生比較して分かる程度でした。この違いに大きな影響があるのはプロの絵描きさんや割としっかり普段からイラストを描く人くらいでかなり限定されると思います。

iPadAir4はiPadProと異なりPromotionテクノロジー(より滑らかな書き心地を実現)を搭載しておらず、リフレッシュレート(画面が一秒間に何回書き換わるか)もProの半分の60Hzです。最新チップとApple Pencil第2世代に対応しているおかげなのか差異を感じなかったのはiPadAir4のお得ポイントと言えます。

Sidecarで作業効率アップ

iPadProを持ってない人はこれまでsidecarをあまり利用してこなかったと思います。Macbookを持ってる人はコードなしで簡単にiPadAir4がサブディスプレイ(sidecar)として活躍します。iPadProの特権だったフルディスプレイがiPadAir4にも採用されたことにより画面占有率が上がりサブディスプレイとしてより使いやすくなりました。ホームボタンがあってもsidecar自体はできるのですが、ベゼル部分が太いわ画面は小さいわで結局見にくくて使わなくなります。今作ではベゼルも薄く、ホームボタンもなくなりsidecar利用しないわけにはいきません。

家では専用モニターを使ってる人もスペースを取らないので出先での作業のみiPadAir4をsidecarとして使うのも良いと思います。無印iPadや従来のiPadAirから、今回買い替えようと思ってる人にとっては結構役立つと思います。

どんな人におすすめできるか

ほとんどの人の最適解

結局は大は小を兼ねるわけです。ただiPadProまで行くと大き過ぎて宝の持ち腐れ感があります。そこで丁度良いのがこのiPadAir4です。

ここでいうほとんどの人とはiPadがとりあえず欲しいけどどれを選んでいいのかわからないという人を想定しています。

もし僕が友人にどのiPadを買うべきか質問されたら迷わずiPadAir4をオススメすると断言できます。理由として一番大きいのがホームボタンの廃止によりかっこよくなったデザインが万人受けすることだと思います。フルスクリーンは今やスマホでも常識化しつつあります。さらに使っていくうちにiPadで色々なことをしたくなることが予想されますがiPadAir4ならほとんど全てに対応できます。

確かに使い方も分からない人の一台目のiPadとして正直無印iPadでも十分な機能を備えていると思います。しかし余程のガジェット好きでなければ毎年Apple製品を買い替えません。そうすると使っていくうちにホームボタン付きでベゼルが太いモデルよりフルスクリーンにすれば良かったと後悔するときがいずれ訪れる可能性が高いと思います。だったら多少高くてもProより遥かに安い上に、長く使える最新チップが搭載されデザインも一新されたiPadAir4を選んだ方が長期的に見て満足感の得られる買い物だと思うからです。加えて途中で発展的なことをしたい(動画編集など)と思った場合、無印iPadだとパワー不足です。

以上のことからほとんどの人の最適解がiPadAir4と言えます。

スマホで荒野行動などのゲームをしてきた人

荒野行動やPUPGもサクサクプレイできます。一番負荷の重い設定でプレイしてもほぼ問題なくプレイできました。リフレッシュレートがiPadProが120Hzに対し、iPadAir4は60Hzです。そのことを過度に心配する人がいますが、実は最新iPhoneのリフレッシュレートも60Hzです。なのでこれまでiPhoneで不満なくゲームしてきた人は安心してゲーム目的でiPadAir4を買って良いと思います(ガチ勢は除く)。大きな画面の最新チップ搭載iPadAir4でより快適なゲームライフを楽しめると思います。

まとめ

今回のiPadAir4は見た目だけでなく性能でも一気にiPadProに近付いたという印象を受けました。見た目が格段にカッコよくなった60,000円台のモンスタースペックのiPadAir4の発表はとても興奮したのを覚えています。実機を使用してもスピーカー意外は期待以上の出来でした。

ゲーム目的でも動画鑑賞目的でも動画編集目的でもあらゆる目的に対応している多くの人に最適なデバイスと言えます。iPadPro一筋で生きてきた人でないなら満足する製品と言えます。

https://gadgestu.com/gyousho-ipad/

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