Googleアシスタント内蔵というかなりの強みのあるスマートウォッチTicWatch Pro 3 Ultra GPSをレビューしていきます。
発売当初は35999円→27519円とかなり値下がって購入する良い機会です。
目次
特徴
- Googleアシスタント内蔵
- 電話&LINE返信対応
- 健康機能フル装備
- ワークアウトも豊富
- 価格に見合う万能スマートウォッチ
スペック
| 機能 | Ultra GPS |
| OS | Wear OS |
| サイズ | 4.7×4.8×1.2cm |
| バッテリー(公表) | 最大72時間,省電力45日間 |
| チップ | Qualcomm Snapdragon Wear 4100 |
| ストレージ(メモリ) | 1GB RAM/8GB ROM |
| 返信機能 | ○ |
| 電話 | ○ |
| 耐水 | IP68 |
| GPS機能 | ○ |
| 睡眠計測 | ○ |
| 疲労計 | ○ |
| Googleアシスタント | ○ |
| アプリ追加 | ○ |
| 値段(記事作成時Amazon価格) | 35999円→27667円 |
外観
結構ゴツっとしていますが、これでも他の一般的なAndroidスマートウォッチよりも薄いデザインで確かな進化を感じます。
ベルト柄もよく見ると切り替わっており細部にこだわりを感じます。
バンドはフルオロエラストマーという高級ラインのスマートウォッチにしか使われていない高品質バンドです。
質感も良いですね。
ディスプレイは1.4インチでゴリラグラスという耐久性の高い素材が使われているので多少ぶつけても傷つきません。
ゴリラグラスのような耐久性が売りの素材は基本的にはハイエンドモデルのスマートウォッチにしか使われないので他のスマートウォッチとは明確に区別されたプレミアム感を纏っています。
アメリカの軍事規格810Gに対応しているので耐久性は本当にすごいです
二層ディスプレイ
AMOLEDの上にSTN液晶(初期のゲームボーイのようなディスプレイ)という二層構造ディスプレイになっています。
このおかげで消費電力の無駄をカットできるのでAndroidスマートウォッチの割には高性能バッテリーを実現できています。
ちなみに設定でAMOLEDのみなど設定も可能でバックライトのカラー選択可能です。
文字盤
デフォルトでも豊富な文字盤を搭載しています。
wearOSは非常に便利な分処理量があまりに多いため操作性を害していましたが高性能チップSnapdragon wear 4100を搭載しているので操作性を害することなくヌルヌルサクサクな操作性を実現しています。
睡眠機能
起床時間も正確でした。
計測項目も詳細で睡眠計測機能も大満足です。
GPS精度
Ultraの名にふさわしく当然5サテライトシステム搭載です。
なのでこのように位置測位精度も抜群です
疲労度計測
- 脳疲労
- エネルギー(身体的疲労)計測
脳疲労計測という珍しいエネルギー機能が搭載されてます。
翻訳
googleアシスタントのみならず翻訳機能も搭載しています。
ポイントは音声入力の精度がかなり高いことです。
形だけ搭載していて音声入力精度が低いのかなと思いましたが、かなり精度は高く使い勝手はめちゃくちゃ良いです。
発信可能
実際に音声を確認しましたが普通に使えるレベルで良かったです。
電話帳もスマホと同期されてるので登録などの面倒な作業が不要です。
LINE返信が可能
LINE返信だけでなくメールにも対応していました。
これは強いですね！
Androidスマートウォッチの最大の強みは他のスマートウォッチができない機能を当然のように搭載していることです。
普通ならLINEは返信できるけどメールはできないだったり、そもそも通知のみで返信機能が非搭載だったりしますがTicWatchは当然のように両方に対応しています。
さらにすごいのが音声入力もできることです。
しかも先ほど言った通り聞き取り精度もかなり高いので実用性もあります。
ここまで使い勝手が良いと腕時計タイプのスマホみたいですよね。
Googlemap対応
こんな感じでウォッチ内にGooglemapを表示させることができます。
便利すぎる。
これがあれば道も迷いません。
音楽が聞ける
SportifyやYoutube Musicに対応してます。
最高なハードウェアに最高なチップ
もうお分かりの通りwear OS搭載はあまりに強いです。
この小さなデバイスに最高なチップが入っているのであらゆる機能がてんこ盛りです。
最高なチップのおかげで操作感もサクサクで快適です。
実際のバッテリー
Androidスマートウォッチって安いモデルだと1日、良くても2日くらいのバッテリー性能ですがこちらはなんと３日大丈夫です。
というのも先ほど紹介した二層ディスプレイになっているのでうまくバッテリーも節約できることに加え値段相応の高性能なチップを積んでいるので省電力にも関わらず負荷の重いこともできます。
これまでずっとAndroidスマートウォッチの弱点だったバッテリー機能をTicWatch Pro 3 Ultra GPSは上手に改善させてます。
ただそうはいってもXiaomiやHUAWEI、Amazfitなどの中華スマートウォッチメーカーのスマートウォッチのバッテリーには到底及びませんが、TicWatchの場合はgoogle wear OSを積んでいてバッググラウンドで起動している機能が多い分仕方ないです。
単純に他のスマートウォッチメーカーとバッテリー性能を比較するのは条件が違いすぎるのでお門違いだと思います。
不満点
少し重い
ベルト込みで68gです
ただこれは仕方ないです。
普通だったらプラスチックで仕上げるところをこのスマートウォッチはステンレスを使って耐久性を重視しているので必然的に重くなってしまいます。
その分プレミアム感は増しています。
操作が少し難しい
できることが多すぎてガジェットが苦手な人は操作できない、使いこなせない可能性があります。
できることがたくさんありすぎる故の難点。
逆に言えばそれだけ拡張性カスタマイズ性があると言えます。
自分はこういった拡張性のあるスマートウォッチは大好きなのでできることが多いことには非常に満足していますがこれが逆に困るという人もいるだろうなというのが正直な感想です。
TicWatch Pro 3 Ultra GPSのレビューを動画で見てみる
TicWatch Pro 3 Ultra GPSの初期設定方法動画を見てみる
まとめ
- google wear OS搭載でなんでもできる
- まさにウルトラという名がぴったりな多機能高性能スマートウォッチ
- 色々できてそれに耐えうる最高なハードウェアに最高なチップが搭載
- あまりにできることが多すぎるため機械が苦手な方には使いこなせない可能性あり
- ガジェット好きな方や多機能かつ高性能なスマートウォッチを求めている方にはまさに希望通りの完成度
- 以前は3万円台だったものが今回２万円台と大きく値下がりしているのでまさに買い時なおすすめハイエンドスマートウォッチ
