目次
特徴

- 一万円以下と手頃な値段
- 1.64インチと大画面
- 各種健康機能全て搭載
- 5サテライトシステム搭載の位置測定
- 機能性を考えるとかなりコスパが良い
スペック(miband7と比較)

Smart Band 7 Proの外観

見た目はもうmibandというより普通のスマートウォッチです。
個人的には付けやすさや小ささにmibandの魅力を感じていたので少し残念です。
またこういったタイプのスマートウォッチにはサイドボタンがあるので一般的ですがmiband7proにはサイドボタンがありませんでした。
一気にホーム画面まで戻れるのであってもいいのにと思いますが、その分デザインとしてスッキリしており見た目はスタイリッシュでカッコイイです。
Smart Band 7 Proの外観の完成度は一万円以下とは思えず、かなり高いです。
5サテライトシステム搭載

一万円以下で高精度の測位システム搭載です。

普通は1万円以下のスマートウォッチのGPS精度は↑これくらいです。
1枚目の位置精度写真(7Pro)と2枚目の位置精度写真(Realme watch 2pro)を見比べればどれだけ7proが優秀か分かると思います。
こんなの出されたら他のメーカーは太刀打ちできません。
HUAWEI BAND 6PROもHUAWEI BAND 7もSmart Band 7 Proと形も価格はほぼ一緒ですがそもそも位置測定機能は搭載していません。

しかもSmart Band 7 Proの凄いところは5サテライトシステムというところです。
普通だったら一万円以下ならあってもGPSだけだったりと形式的に搭載されているだけで精度はそこまで高くないはずですが、Smart Band 7 Proは北斗、GPS、GLONASS、Galileo、QZSS(みちびき)を搭載しています。
はっきり言って価格破壊です。
コスパがどれだけ良いスマートバンドがこれだけで分かると思います。
そしてこれがSmart Band 7 Proの最大の強みであり特徴です。
Smart Band 7 Proの豊富な文字盤




血中酸素飽和濃度常時計測など安いのに多機能
常時表示対応

Smart Band 7 Proの計測値の精度
歩数精度
心拍数精度

心拍数精度も全く問題ありません。
睡眠計測精度

入眠時間、起床時間は正確に記録されていました。


睡眠計測精度も全く問題ありませんでした。


Smart Band 7 Proでもその日の睡眠情報の確認ができます。
LINEなどの通知表示

日本語のみならず英語にも対応しています。
小文字や大文字も問題なく表示できています。
スポーツモードが大幅に進化


接続が安定

ただ接続の安定性についてはmiband7もmiband7proも同じBluetooth5.2に対応しているのでどちらを買っても接続の安定性は同じなので安心です。
実際のバッテリー

不満点
中国版は買うな

言い換えればこれを見ている皆さんは日本語版を待ちましょう。
中国版は以下のような欠点がありました。
- 地域設定を中国にしないとペアリングすらできない
- スマホの言語設定が日本語だと7Proのメニュー表示は中国語表示になる

つまり普段通りスマホの言語モードが日本語だと7Proのメニュー表示は英語表示すらできず中国語でしか表示できません。
なので日本語版が発売されるまで待つべきです。
ただ記事作成時点(2022/07/20)におけるメニュー表示の言語問題であり、アップデートで改善される可能性も十分あるのでその点はご了承ください。
PAI機能がない

XiaomiやAmazfitのスマートウォッチにこれまで搭載されてきた健康評価スコア機能であるPAI機能がありませんでした。
miband7には搭載されていますがmiband7proにはなぜかありません。
このPAIスコアは1週間の合計スコアが100以上に維持できれば生活習慣病のリスクを大幅に軽減できることが実証されているスコアです。
性別、年齢、心拍数データ、ワークアウトデータなど総合的に判断してスコア化されます。
これまでPAIスコアを基準に健康管理してきた人も多いと思いますが、そういった方にはおすすめできません。
対応アプリがMi Fitnessのみ(Mi FitnessとZepp Lifeの違い)

miband7ならMi FitnessだけでなくZepp Lifeアプリでもペアリングすることができます。
実は両者のアプリは微妙に異なっています。
Mi Fitnessの特徴
- LINEのクイック返信に対応
- 常時表示文字盤がダウンロード画面に表示されない
Zepp Lifeの特徴
- LINEのクイック返信に未対応
- 常時表示文字盤がダウンロード画面に表示される
個人的にはMi FitnessよりもZepp Lifeの方が多くの人にとって役立つと思います。
miband7ならどちらのアプリを使うか選択できるにも関わらずmiband7proはそれが選択できずMI Fitness一択に限られています。
ただこのアプリの特徴も記事作成時点(2022/07/20)における情報であり、今後アップデートで改善され両者の差異はなくなる可能性も十分あるのでその点はご了承ください。
運動機能が若干弱い

miband7には搭載されている回復レベルやVO2maxなどエネルギー関係の機能がmiband7proには搭載されていません。
全体的に言えることですがmiband7proはmiband7にGPS機能が搭載されてスマートバンドと捉えるよりも別物のXiaomi製のスマートバンドと捉えた方が正確な表現だと思います。
どんな人におすすめ

- スマートウォッチ選びで失敗したくない人
- 機能性を重視する人
- 位置測定精度を重視している人
- コスパに優れたスマートウォッチを探してる人
- ただ日本語版が発売されるまでは待ちましょう
動画でXiaomi Smart Band 7 Pro(miband7pro)のレビューを見てみる
まとめ

miband7proはmiband7にGPS機能が搭載されてスマートバンドと捉えるよりも別物のXiaomi製のスマートバンドという印象でした。
そして実用性重視ならmiband7で見た目と位置測定重視の方はmiband7proが適していると思います。
なぜならmiband7ならPAIスコアや回復レベルなどエネルギー機能が搭載されている一方でmiband7proは大きなディスプレイにスタイリッシュで高級感のある見た目にGPS搭載スマートバンドと言えるからです。
両者は明確に異なる特徴を持ったスマートウォッチなので目的に応じて合う合わないがあります。
ただ一つだけはっきり言えることは両者とも今年のコスパ最高スマートウォッチの代表スマートウォッチということです。
どちらを買っても後悔することはまずないので安心してご購入ください。