今回はスーパータフネススマートウォッチAmazfit T-Rex 2をご紹介します。
AmazfitのハイエンドモデルとしてGTR3PROがありますが、T-Rex 2が実際どんなスマートウォッチなのか徹底レビューしていきます。
目次
特徴
- ゴツくて重厚感のあるデザイン
- デュアルバンド&5衛星測位対応
- とにかく丈夫
- バッテリー最強
- ルートナビゲーション機能搭載
スペック
Amazfit T-Rex 2 | |
サイズ | 47.1×47.1×13.65mm |
重さ(全体) | 66.5g |
ディスプレイ材質 | AMOLED |
ディスプレイサイズ | 1.39インチ |
常時オン | ○ |
ワークアウト | 150種類 |
衛星測位 | GPS,GLONASS,Galileo,BDS,QZSS |
SPO2 | ○ |
睡眠計測 | ○ |
ストレス計測 | ○ |
バッテリー | 最大24日間 |
価格(日本版) | 43,780円(税込) |
前作よりも画面サイズや解像度、細かな機能の追加など大幅に進化しました!
軍用的な圧倒的な重厚デザイン
外観
ファーストインプレッションはまさに軍人のようなスマートウォッチだなと圧倒されました。
このゴツッとしたベゼル、男子なら憧れる重厚感溢れる男らしいデザインです。
このバンパーガードなんてミリタリー感満載でたまらない方もいるんじゃないでしょうか。
実際に手に取ってみると無骨さだけでなくデザインに繊細さが感じられ映像よりもオシャレさを感じます。
この見た目だと80gくらいあっても驚かない重量感ですが実際に測ると65gと見た目の割には遥かに軽い点もポイント高いです。
男らしいデザインがカッコイイ!
ベルト
ベルトはシリコンベルトですが表面はざらっとした加工が一部されており裏は小さな凹凸の加工が施されており蒸れないような工夫がされています
ベルトの構造や特徴的なベゼルからも分かる通り衝撃に耐えれるようなちゃんとした作りになっています。
タフさを推しているだけあって内容的にも耐衝撃に強いことが目に見えて明らかです。
抜群の耐久性
軍用レベルのタフネススマートウォッチです。
低音モードなら過酷な環境下にいる場合でも操作できます。
このスマートウォッチなら冬場の山登りなんかでも大活躍しそうですよね。
文字盤
約100種類程度ありました。
軽くご紹介します。
T-Rex 2オリジナル文字盤もいくつかありました。
アニメーション文字盤もヌルヌルと動きかなり綺麗で高性能なディスプレイに仕上がってます。
LINEなどの通知表示
通知内容は見やすい
ひらがな、漢字、英語の表記はまったく問題ありません。
絵文字もしっかり表示されるので文章の雰囲気も含めて正確に伝わります
ディスプレイサイズアップ1.3から1.39インチにサイズアップしたので年配の方でも通知内容をくっきりハッキリ確認できます。
返信機能
なんとT-Rex 2はLINEの返信が可能です。
予め設定した「了解」や「ありがとうございます」などの短文や絵文字の送信がウォッチ単体でできます。
前作からの進化が止まりません。
デュアルバンド&5衛星測位対応
GPS精度が高い
位置測定精度はアウトドアスマートウォッチを謳っているだけありかなり優秀です。
同時に二つの衛星電波を利用しているので精度は抜群です。
これまでたくさんスマートウォッチを購入してきましたがスマートウォッチの中で間違いなく一番精度が良いです。
そして衛星測位システムも豊富なカスタマイズが可能です。
この利点はバッテリー消費量を自由自在に調整できるということです。
位置測定はバッテリー消費量が激しいので状況に合わせて位置測定機能の切り替えができることは節電になります。
この辺りの痒い所に手が届く感じもAmazfitのスマートウォッチの強みです。
リアルタイムで位置情報が分かる
このようにリアルタイムで位置情報を知ることができます。
向きを変えるときちんとウォッチ側でも反応しています。
これがあれば知らない道でも迷うことがありませんね。
ルートインポートとナビゲーション
知人と自分が辿ったルート情報を共有しナビゲートしてくれるルートインポートとナビゲーション機能が備わっています。
この機能は記事作成時点では備わっておらず、次のアップデートで追加される機能です。
追加され次第どんな機能なのか実際に使ってレビューしようと思います。
優秀な健康機能
健康管理機能も抜け目なくしっかり搭載されており当然常時計測に対応しています。
Amazfitのスマートウォッチは健康機能について詳細な設定ができる点も魅力です。
好みに合わせて常時計測するのかどうかバッテリーと相談しながら個別に設定可能です。
歩数精度
- オムロンの歩数計とT-Rex 2を比較
- 誤差10%以内なら合格
- 歩数計 4722歩
- T-Rex 2 4538歩
なんと歩数精度の誤差は約4%と非常に優秀でした。
心拍数精度
高性能心拍数センサーPOLARと比較
概ね正確と言えます。
睡眠モニタリング
睡眠モニタリングも起床時間、入眠時間正確に記録されます。
また自分の睡眠の質も細かく知ることができます。
点数化もしてくれるので今日の自分の睡眠がどれくらい良質だったのか把握できます。
また自分が重要視している他人と比較して自分の睡眠状態がどうだったのか相対的に客観視できる点も良かったです。
T-Rex 2の睡眠モニタリングはかなり優秀です。
ワークアウト機能も進化
ワークアウトの種類は150種類搭載されいます。
さらに自分オリジナルのトレーニングメニューの作成も可能です。
運動初心者や苦手な方には助かる機能ですよね。
特に筋トレをスマート認識してる機能には驚きました。
手首だけで人体の動きを自動で感知しレップ数をカウントしているなんてすごいですよね。
実際のバッテリー
公表では24日間のバッテリー寿命とされています。
多少個人差はあると思いますがしっかり使用してバッテリーの消費量は1日あたり7%でした。
つまり2週間は大丈夫です。
見た目だけでなく実際のバッテリー性能もちゃんとタフネススマートウォッチです。
アプリカスタマイズ
T-Rex 2に追加でアプリをインストールできます。
当初のデフォルトアプリからGoProアプリが追加された程度で相変わらず豊富ではないです。
今後少しずつアプリの種類が増えていくそうなのでどんなアプリが追加されるのか楽しみですね。
アウトドア好きならおすすめ
コンパスや気圧計、高度計などの実用的な機能に加えバッテリーも紹介したようにえげつないほどパワフルです。
軍用レベルのタフネスさを持つスマートウォッチなんて中々ありません。
しかも操作方法もより実用的な工夫がなされています。
冬場のスキーや登山などグローブを付けてると思いますがそれでも簡単に操作できるウォッチ構造になっています。
両サイドの4つのボタンのみで操作が可能になっています。
それぞれのボタンの位置も離れているので押し間違えることがないようになっています。
T-Rex 2独自のボタン配列と操作方法です。
逆に言えば普通のスマートウォッチとはちょっと異なる操作性なので最初は戸惑います。
ただ過酷な環境下でも使える工夫だと考えるとこの操作性も納得できます。
不満点
価格が強気
約4万円とそれなりに値段がします。
物理的な衝撃だけでなく温度や湿度にも影響されないように考えて作られたデザイン、材料、圧倒的なバッテリー性能を考えると安いわけがないと思いますがなかなかの価格設定で勝負をかけてきました。
円の価値が下がっているという背景事情もあると思いますが誰もが気軽に購入できる値段ではないと思います。
ただこれまで説明した通りのT-Rex 2特有の強みを考えると納得できる部分もあると思います。
機能性の高いスマートウォッチがあらゆる衝撃に耐えることができアウトドアに特化し男らしいデザインで登場した捉えるとこれくらいするんだろうなと自分は納得しました。
Amazfit T-Rex 2のレビューを動画で見てみる
まとめ
- アウトドア好きならこれ一択
- とにかく丈夫なのでガシガシ使い込める
- タフさに振り切っているわけではなく性能も一流
- ミリタリー好きなら買うべき嗜好の一台