この記事を書いている時点では開始3ヶ月でYouTube登録者数120人という数字です。多くの人が有名人のような発信力のある人ではありません。素人のリアルなYouTube実績として誰もが真似できる僕なりに工夫していることをまとめました。
台本を作る
顔出しなしなら台本作りは必須だと思います。なぜなら表情が見えない分、情報量や情報の質でカバーしなければならないからです。台本というと大袈裟ですが、話す内容や順序を大まかに決めておくということです。そうすることで動画全体で論理的で納得できる構成になります。またこれだけはどうしても伝えておきたいという箇所をまとめておくことで忘れることなくもれなく伝えることができます。
台本作成の際の便利なツールがマインドマップです。無料(作成可能な数に限りがある)でも使えるので使ったことがない人はぜひ使ってみてください。アプリでもたくさん出ているので気軽に使えます。
マインドマップを使うことで文字だけでなく視覚的に構成がわかるようになります。文字だけの台本だと気づけなかったことがマインドマップを使うことにより気づけなかったことに気づきます。僕の場合はマインドマップを使うことにより論理構成だけでなく動画全体構成のバランスが良くなりました。
最初は何を伝えればいいのかわからないと思うので、自分が目指すべきチャンネルの人の動画構成を真似てみるのから始めるといいです。
改善点も含めた使用感を伝える
レビュー動画で意識していることは購入者でなければわからない情報を必ず伝えるということです。商品のスペックを伝えることももちろん大事ですが、企業の製品ホームページにいけば誰でもスペックは細かく知ることができます。なので実際に製品を手に取った質感や操作性など字面では分からなかったことを伝えましょう。
中でも僕は改善点を必ず伝えるようにしています。人は買って後悔することを嫌います。なのでその製品の改善点などのネガティブ情報も視聴者は求めています。製品を宣伝する場合、当然良いことばかり書かれています。なので視聴者に役立つという視点から意識しなければならないことはプラス面はもちろんのこと手に取って感じたマイナス面もしっかり伝えるということです。
例えばスマートウォッチの場合は、バンドの質感や実際のバッテリー持ちは手に取って使ってみないと分かりません。バンドによっては長時間装着していると痒くなったり、違和感を感じるものがあります。また公表スペックよりもバッテリー持ちが悪かったり、逆に良かったりスマートウォッチもあります。このような購入者にしかわからない情報を伝えるようにしています。
このように僕は動画作成の際必ず実際の使ったからこそ感じた商品のプラス面だけでなくマイナス面も伝えるようにしています。
カメラの視点を変える
顔出しなしの動画はやっぱり飽きられやすいので動画の視点を定期的に変えて少しでも変化があるようにしています。僕はスマートウォッチのレビュー動画を投稿しているのですが、最初左から撮ったら次は上から撮ってみるなど一つの動画内で結構頻繁に視点を変えて撮影しています。
これは意外と効果がありました。冒頭で言った台本を作成した時に自分の伝えたい項目毎に視点を変えると良いと思います。これは自分の好きなガジェットレビューYouTuberの方がやっていたので自分の動画にも取り入れるようにしています。カメラの位置を変えるという簡単な作業で、視聴者さんの飽きを少しでも防げるのおすすめです。
ライバル研究と分析
良いところは吸収して自分の動画に生かしましょう。これは自分では気づかなかった改善点を知ることができます。他の方の動画と見比べることで客観的に自分の動画との違いを発見できます。動画作成において一番のポイントだと思います。我が道を行くスタイルで人気YouTuberになる人もいるかもしれませんが、稀ですし再現性がありません。やはり一般人ができる一番の改善方法は優秀な人から学ぶということです。
僕の場合はスマートウォッチを中心に動画をアップしている人たちのチャンネルを視聴して日々勉強させてもらってます。本当に勉強になりますし、自分の未熟さを痛感させられます。
例えば人気YouTuberの人達は大袈裟かと思うくらい話し方に抑揚がついているのに対し、僕の動画は淡々と情報を伝えているように感じます。自分では抑揚をつけているつもりでも比べてみるとまだまだ足りません。同じ情報でも当然話し方に抑揚があり豊かな方が視聴者としては見応えがあります。
また内容面でも前提知識がない人でもわかるようにスマートウォッチ用語の意味や機能説明をすごく分かりやすく説明していました。自分の動画を見返すとついつい自分の中では当たり前な情報だから説明を省いてしまっている箇所が多々ありました。このようにいかに視聴者さんの目線に立つことが大事かということを感じましたし、自分に欠けている部分だと思いました。
これらはあくまで一例ですが、人気なチャンネルにはちゃんと理由があります。日々ライバル研究し自分の動画には良いところをどんどん吸収しましょう。
それにライバル研究と大袈裟に言っていますが、そもそも自分の好きなジャンルで発信しているため単純に自分の好きな物に関する他の人の動画を見ることは楽しいです。勉強かつ娯楽でもあるライバル研究は僕の趣味になりつつあります。
まとめ
まだまだ登録者数の少ない自分が生意気に動画を撮る際の工夫を書いてみました。僕の場合は顔出しなしの動画なのでこのような工夫になりましたが、ジャンルが違ったり顔出しありの場合はまた違ってくると思います。
それでも視聴者さんが知りたい情報は何か?という視点は共通していると思うのでそれに沿って工夫していけば問題です。
そのような自分の中で工夫や改善をし動画を投稿してみると視聴者さんがその工夫に気づいてコメントを残してくれることもあります。たった一言でもやる気に繋がりますし、誰かが見てくれているんだなと実感できると思います。僕もより工夫して今後も動画作成していこうと思います。