今日届いたのでさっそく開封していきます。なんとクイックペアリングができバッテリー持ちも良いのにこのXiaomiイヤホン日本版は3990円という安さ。普段使いに最適です。俄然興味湧いてきませんか!?
まずXiaomiって何?って人に簡単に説明すると、利益率5%以下に抑えることをモットーに電化製品を製造する中国の大企業です。この企業は世界展開しておりスマホ市場ではAppleの世界第3位に次ぐ第4位という実力者です(もっと日本でも認知されて欲しい)!
イヤホンに万単位のお金は払えないという人にオススメの記事だよ!
- 安くてそこそこ使えるワイヤレスイヤホン欲しい
- Xiaomiのイヤホンが実際どうなのか知りたい
- 良い点悪い点が知りたい
目次
清潔感のあるシンプルデザインな箱とあの会社そっくりな中身
開封しながら外観説明
4000円以下で買えてしまうMiTrueWirelessEarphones2Basic(以下Air2seと省略)は爽やかな色な箱で、思わず購入ボタンを押してしまいました。これはグローバル版です。Xiaomiのボックスロゴは相変わらずシンプルかつ可愛いですね。
箱からすっぽりと綺麗に中身を全部取り出すことができます。
なんか完成度高くないか?本当に4000円以下のワイヤレスイヤホンかと疑う程の質の高さ。
安い中華メーカーにありがりな外観パッケージだけ綺麗で中身の梱包が雑だったりテープの貼り場所若干ズレてたりとかそういった様子は全くないです。Xiaomiはそのへんしっかりしてるので中身もかなり綺麗です。
中身はイヤホン、充電器、充電コード、説明書ですね。ええそうです、あのりんごマークの会社のイヤホンに似てるなとまず思いました(笑)
パッと見た感じイヤホン自体の完成度はかなり高いです。Xiaomi製品を実際に手に取ると利益率5%以内っていうのはあながち間違ってないなと毎回感心させられます。
Airpodsが発売された当初耳からうどんが出ているようだと言われていましたが、Air2seはうどんが少し太麺になった程度で本当によく似ている。
充電端子はtype-cです。Appleもできるだけ早く全ての製品をlightning端子からtype-cに統一して欲しいです。充電の速さや他の機器との互換性などあらゆる面でtype-cの方が優れています。
充電中はこのようにケースのランプが点灯しています。
イヤホンの着脱で音楽も自動で停止する
今回はXiaomi製品なのでペアリングするスマホもXiaomi製(Redminote9s)のモノで試しました。一度ペアリングすればクイックペアリングされるようになり、ケースを開くだけでペアリングされます。
完全にAirpodsじゃん!
これが4000円ってすごい。
しかもイヤホンを耳から外すと音楽も止まります。わざわざスマホを取り出して音楽を停止する必要がありません。
そして再びつけると続きから再生が開始されます。バッテリーも長持ちなので普段使いに適しています。
Air2seとAirPodsを比較
基本スペックを紹介すると共にどうせならみんな大好きAirpodsとの違いを見ていきましょう。
Air2se | AirPods | |
価格(税込) | 日本版3990円 | 19580円 |
重さ 片耳イヤホン | 5g | 4g |
ケース | 39g | 38g |
1回の充電で再生可能時間 | 5時間 | 5時間 |
ケース充電をした総再生可能時間 | 20時間 | 24時間 |
タッチコントロール | ○ | ○ |
ノイキャン | △(通話中のみ) | × |
コーデック | SBC/AAC | SBC/AAC |
充電端子 | type-c | Lightning |
コーデック欄にあるSBCとかAACって何?
かなり簡単にいうとSBCは標準規格で聴けるけどたまに遅延起こるかもって感じで、AACは遅延の可能性が少なく音楽を楽しめるって感じかな!
価格差を考えたらAir2seの方が総合的に優れているのではないでしょうか。これからAirpodsを購入するつもりの人はAir2seを購入し、余った15000円で他のデバイスを買った方が幸せなガジェット生活を送れる気がします。
1週間ほど音楽や映画鑑賞用に毎日使っていますが音の遅延はありません。
ノイズキャンセリング機能が搭載されていないくらいで使用していて不満は今のところありません。
落ちないか心配なので耳に付けて色々試した
このタイプのイヤホンって耳から落ちて失くしてしまいそうって不安になる方もいると思うので色々試しました。
結論としては自分で外す以外に何をしても自然には落ちませんでした。
1,頭を振ってみた→落ちない
2,ヘドバン(もっと激しく頭を振る)してみた→落ちる気配なし
3,10分ランニング→落ちる前に体力がなくなった
4,逆立ちしてみた(さすがに落ちてくれ)→落ちません。
こうなったら意地でも耳からイヤホンを落とそうと思い、友達に頭を揺すってもらった(単純に危ない)のに落ちずに先に僕の気分が悪くなりました。
結論落ちません。耳から外れないので安心してガシガシ使えますよ!
Mi完全ワイヤレスイヤホン2basicの魅力
・イヤホンの付け外しのみで自動で再生一時停止される
先ほども述べましたがイヤホンの着脱と再生一時停止が連携しています。なので突然話かけられてもイヤホンだけ外して対応すれば良く、その間音楽や動画は停止されます。用事が済んだ後にイヤホンを付ければ続きから再生されるので巻き戻す手間が掛かりません。
高価なイヤホンであれば当然の機能ですがこれが4000円以下のイヤホンに搭載されているので魅力と言えます。
・タッチコントロールに対応
よくあるタッチ式です。着信があった時の応答、音楽や動画の一時停止などイヤホン単体でできるのでスマホを取り出す手間が省けます。
・値段の割に音質が良い
4000円以下の割に低音もしっかり出ていて予想以上の音質です。Airpods proの音質には流石に負けますが、同価格アマゾンで買ったワイアレスイヤホンと比べたら低温も深みもあり遥かによかったです。
・Apple製品でも当然使える
Appleは自社製品以外のサービスに結構厳しいですが、Air2seは問題なく使用できました。Androidスマホ、Macbook、iPad、iPhoneいずれも問題なく接続でき使用できました。音質も接続機器に関わりなく良く、どれも遅延もありませんでした。
・片側イヤホン単体で利用可能
人と会話しながら作業したりする場合は片耳だけで使うこともできます。また片耳ずつシェアして動画や音楽も楽しめます。
僕はよく片耳だけイヤホンをつけブログを書いたりするので片耳使用ができるのは助かります。初めて買った無名メーカーのワイヤレスイヤホンは片側をケースに締まったままだと、もう片方のイヤホンのみを使用することができませんでした。
低価格のワイヤレスイヤホンをよく調べずに買うと「当然搭載されてるだろ!」という機能がなかったりするので良く調べてから買いましょう。
・クイックペアリングに対応
クイックペアリングに対応しているワイヤレスイヤホンが4000円以下です。高価なイヤホンのセールスポイントが4000円以下のイヤホンに備わっています。
この記事書いてて再認するのですが、このイヤホンは価格に見合ってないです(いい意味で)。
こんな人は買っちゃダメ
既にAirpodsシリーズを持っている人
Xiaomiの公式発表会でもAirpodsと比較していましたが、価格面ではAir2seが遥かに優れていますが価格を度外視して単純に性能のみを比較すると機能で総合的に劣っているため完全に下位互換と言えます。そのため既に持っている人はあえて買う必要はありません。
防水非対応だから通学で使用する人
通勤や通学で威力を発するアクティブノイズキャンセリング機能がAir2seには付いていないので電車やバスの音に負けてしまいます。そのような人は高いですがAirpods proが現状最も適しています。
また防水でもないため雨などに濡れる可能性のある自転車通学の学生なども間違って購入しないようにしましょう。
リモートワークの人やオンライン学習をする人に向いているワイヤレスイヤホンと言えます。
人目を気にする人
Xiaomiは世界的に有名ですがまだ日本では一般的に知られていません。つまりAir2seを付けてるとAirPodsの偽物と思われてしまいます。実際、Air2seを付けていたら電化製品に興味のない友達から「AirPodsの偽物じゃん!。」と言われ、若干イラっとしました。
僕はXiaomiの製品が好きですし偽物(そもそも別物)と思われてもイラっとはするもののそこまで気にしないタイプですが、気にする人にはこのイヤホンは購入対象外になるでしょう。
- イヤホンに3万円も払う価値がないと思っている人にとっては選択肢としてアリ
- 通話中のみノイズキャンセリングされるが、AirPods proのような常時ノイズキャンセリング機能はないので注意
- 価格の割に音質も良くまさにこのブログの趣旨にぴったりなイヤホン
- 防水ではないのでリモートワークなど室内での使用目的には適している